業務課題に効くITスキルの「7つの強み」

今回はITスキル(特にプログラミング)を活かせる「業務課題」を探索する上で重要なことを書きたいと思います。いきなり、現在の仕事や業務で直面している業務課題の中で、特にITスキルを用いて解決できるものを探せと言われたら、困る人は多いと思います。

そこで、事前に押さえておくべきポイントをご紹介します。このポイントを把握しておくだけで、日常を観察する際の視野が広がると思います。では、そのポイントとは何でしょうか?

最終的な目的は、「業務効率化」や「商品・サービス開発」にITスキルを繋げることなので、先ずはITスキルの強み(生み出せる付加価値)を知ることが何より重要です。

業務課題に効くITスキル

私が考えるITスキルの強みとして、下記の7項目を挙げたいと思います。

項目事例
1. 自動化作業の自動化など
2. 高速化処理時間の短縮など
3. 可視化グラフや図の作成など
4. 精密化計算ミスの抑制や誤差の処理など
5. 統一化データフォームの統一など
6. アルゴリズム特殊な演算処理や手順など
7. 学習性過去データの参照など

上記の観点で、現在の仕事や業務を一度振り返ってみましょう。初級者は手始めに「自動化」や「可視化」に取り組むと、費用対効果などの目に見える成果(ITの恩恵)が得られやすいと思います。上級者向けには、差別化するための独自の「アルゴリズム」を構築することが有効だと思います。

最近では、人工知能(AI)によるデータの「学習性」にも注目が集まっています。人間がつくったルール・規則を用いずに、機械自らが学習して最適解を導き出すことは高い付加価値になるでしょう。

まとめ

ITスキル(特にプログラミング)を活かせる身近な「業務課題」を探す際には、ITスキルの強み(生み出せる付加価値)に注目するのが良いでしょう。特に「自動化」の観点で、現在手作業で行っている業務プロセスを見直すことで、誰でも業務効率化という恩恵を受けることができると思います。