【新プロジェクト始動】RPA実務参画プロジェクト

rpa work participation

この度、ITスクール「First」内で、『RPA実務参画プロジェクト』を始めます。本プロジェクトの内容は下記の通りです。ご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。

1. プロジェクトの目的

本プロジェクトの目的は次の2つです。

  • RPA人材育成の門戸を広げ、個人の方に実務経験を積む機会を提供する
  • 企業の生産性向上を支援するために、RPA導入の最初のきっかけを作る

2. プロジェクトの背景

現在、少子高齢化や企業のIT導入遅れなどが原因で、日本の経済成長が停滞しています。この問題を解決するには、IT人材の育成を進め、企業内の主にバックオフィス業務の生産性を向上させる必要性があります。そして、生まれたリソースを、新規事業の企画や新サービスの開発などに投入していくことが大切です。

しかし、現実はIT人材の育成が思うように進んでいません。主な原因は、基礎知識の学習環境は整い始めていますが、依然として実務経験を積む機会が少ないことにあると考えています。

実務経験を積む場は、企業の現場です。ただし、ITリテラシーの低い人材は企業から敬遠されがちで、そもそも実務経験を積むことすらできません。この現状を打破するために、本プロジェクトでは、初心者や経験が少ない方でも自由に参加して、ITリテラシーを向上させる機会を提供していきたいと思います。

3. プロジェクトの概要

先ずは、スクール内で「RPAチーム」を結成します。私が定期的に開催している「RPA勉強会&相談会」に一度でも参加していただいた方は、誰でもこのRPAチームに参画できます。年齢や経験、性別、現在の就業形態などは一切問いません。必要なのはやる気だけです。

私の指導のもと、RPAに関する一連のスキル(システム設計、ワークフロー作成、動作テストなど)を身につけ、経験を積んでいってもらいます。ある程度、自信がついたら卒業(キャリアアップ)してもらいます。

なお、RPAのスキルを磨くには、企業内の実務を実際に自動化してみることが必要です。従って、パートナー企業を募り、実務を提供していただこうと考えています。

RPAに興味のある企業や、RPAの概念実証(POC)を軽く試してみたい企業などは、ぜひご連絡ください。中小企業の方や個人事業主の方も大歓迎です。

rpa training program

4. プロジェクトの流れ

プロジェクトの流れは下図の通りです。

project flow

5. 実施方法について

プロジェクトの実施方法は、チームメンバー間で相談して決めていきます。例えば、次のようなケースを想定しています。

【日時】土日の午後に数時間など
【場所】コワーキングや貸し会議室など
【期間】1~2ヵ月間ほど
【人員】1テーマあたり最大5名(私を含む)

6. 費用について(チームメンバー向け)

本プロジェクトの参加費用についてはお問い合わせください。交通費や飲食代、会場レンタル代などは別途ご負担いただきます。

7. 注意事項(パートナー企業向け)

自動化する対象業務は下記の条件を満たす必要があります。

  • 緊急性のない業務(納期などの設定はできません)
  • 1件あたりの処理時間が5分以内で完了する業務
  • トラブルが発生しても影響が小さい業務
  • トラブルが発生しても手動に切り替えられる業務

下記の内容にご理解いただける方のみご参加ください。その他の内容については、別途協議の上、個別に決めさせていただきます。

  • 技術的な課題で業務が自動化できず、プロジェクトが途中で終了する可能性があります
  • 現時点では、運用後のメンテナンスやサポートはありません
  • 開発したRPAによって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください
  • 開発したRPAを、本プロジェクトの成果として広報活動などに活用させていただくことがあります

8. お問い合わせ

随時、チームメンバーとパートナー企業を募集していきます。ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。