【IT・デジタル活用事例6】Power Automate Desktop講座の学習教材制作

pad learning materials

本シリーズでは、ITスクール「First」の事業運営におけるIT・デジタル活用の具体的な事例をご紹介していきます。今回は、RPAソフト「Power Automate Desktop(PAD)」の講座で使用する学習教材を制作したいと思います。

1. 課題設定(ストーリー)

現在、ITスクール「First」では、RPA講座を提供しています。当講座ではRPAソフト「UiPath」を使用しています。

ある日、ITスクールの代表は考えました。

『最近、PADが無料化されたこともあり、勉強したい人が増えてくるかも』
『今の講座はUiPathしか選択肢がないので、他のRPAソフトも加えたいな』

RPA講座の学習教材は「課題ベース」で制作しています。特定のRPAソフトに依存しない形式なので、演習で使用するソフトが変わっても特に問題はありません。

『RPAソフトによって多少の機能の差はあるだろうけど、本質的な部分は同じだろう』
『よし、今の教材をベースに、PAD版の学習教材を作ってみるか』

2. 解決方法

既に存在するUiPath版の学習教材(ブログ記事)をPAD版に仕立て変えます。下記は、ITスクール「First」のRPA講座シリーズの全体像です。今回は、「Lv.1 初級講座」で使用する学習教材を制作します。

課題内容は全く同じにします。課題を解く際に使用するRPAソフトが変わるだけです。しかし、RPAソフトによって、使えるアクティビティ(アクション)が異なるため、差分を埋めるための工夫が必要になってきます。

school course overview

3. 結果

今回制作したPAD版の学習教材(ブログ記事)を下記に掲載します。参考に、UiPath版の学習教材(ブログ記事)も掲載しておきます。誰でも無料で閲覧できるので、試しにチャレンジしてみてください。

No. 課題タイトル 難易度 PAD版 UiPath版
1 Webデータ取得(テキスト編) ★☆☆☆☆ 課題1 課題1
2 Webデータ取得(テーブル編) ★☆☆☆☆ 課題2 課題2
3 Webデータ取得(構造化編) ★★☆☆☆ 課題3 課題3
4 Excelリストを用いた繰り返し処理 ★★★★☆ 課題4 課題4
5 Excelリストを用いたメール送信(条件分岐) ★★★☆☆ 課題5 課題5
6 複数の受信メールからのデータ抽出(正規表現) ★★★★★ 課題6 課題6

4. 考察

今回は、RPAソフト「Power Automate Desktop(PAD)」の講座で使用する学習教材を制作しました。結果的に、下記の目的を達成できたと思います。

  • PADを勉強したい人に学習教材を提供する
  • 既存のRPA講座に新しいRPAソフトの選択肢を加える

実際に、PADを使って課題に取り組んでみると、ほぼ問題なく全ての課題を解くことができました。RPAソフトが変わっても支障がなかった理由としては、私が元々プログラミングのスキルを身につけていたからです。

個人的な考えとしては、特定のRPAソフトの機能を学ぶのと並行して、「プログラミング」の基礎も習得していく方が、上達がはやいと思います。この辺りの勉強方法については下記のブログ記事を読んでみてください。

【作り方を学ぶ】RPAの効率的な勉強方法(学習プロセス)とは

 

ITスクール「First」のIT・デジタル活用事例はこちらをご覧ください。